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  1. 静岡市議会 2021-04-01
    令和3年4月臨時会(第1日目) 本文


    取得元: 静岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    最初ヒットへ(全 0 ヒット) 1         午前10時開会 ◯議会事務局長(森井 聡君) 本日は、改選後最初議会でありますので、議長選挙されるまでの間、地方自治法第107条の規定によりまして、年長議員臨時議長の職務を行うことになっております。  出席議員中、寺尾 昭議員年長議員であります。  寺尾議員、よろしくお願いいたします。   〔寺尾 昭君 議長席に着く〕 2 ◯臨時議長寺尾 昭君) おはようございます。  何か図らずも年長だということだそうですので、臨時議長を務めさせていただきます。しばらくの間、よろしくお願いいたします。    ─────────────────── 3 ◯臨時議長寺尾 昭君) ただいまから令和3年4月静岡市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配布したとおりであります。    ───────────────────   日程第1 仮議席指定 4 ◯臨時議長寺尾 昭君) 日程第1、仮議席指定を行います。  仮議席は、お手元に配布した議席図のとおり、臨時議長指定いたします。    ───────────────────   日程第2 議長選挙 5 ◯臨時議長寺尾 昭君) 日程第2、議長選挙を行います。  議場閉鎖を命じます。   〔議場閉鎖〕 6 ◯臨時議長寺尾 昭君) ただいまの出席議員は48人です。
     投票用紙を配布させます。   〔投票用紙配布〕 7 ◯臨時議長寺尾 昭君) 投票用紙配布漏れはありませんか。   〔「ありません」〕 8 ◯臨時議長寺尾 昭君) 配布漏れなしと認めます。  投票箱を点検させます。   〔投票箱点検〕 9 ◯臨時議長寺尾 昭君) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。  投票単記無記名です。投票用紙被選挙人氏名記載の上、仮議席番号1番から順次投票を願います。   〔投 票〕 10 ◯臨時議長寺尾 昭君) 投票漏れはありませんか。   〔「ありません」〕 11 ◯臨時議長寺尾 昭君) 投票漏れなしと認め、投票を終了いたします。  議場閉鎖を解きます。   〔議場開鎖〕 12 ◯臨時議長寺尾 昭君) 開票を行います。  立会人白濱史教君、浜田佑介君、加藤博男君を指名いたします。  各議員の立会いを願います。   〔立会人演壇両側に出る〕   〔開 票〕 13 ◯臨時議長寺尾 昭君) 選挙の結果を報告いたします。  投票総数48票。これは先ほどの出席議員数と一致しております。  そのうち   有効投票 48票   有効投票中    鈴木和彦君 34票    白鳥 実君 14票  以上のとおりです。  この選挙法定得票数は12票です。したがって、鈴木和彦君が議長当選されました。  ただいま議長当選されました鈴木和彦君がおられますので、当選告知をいたします。  鈴木和彦君、登壇して御挨拶をお願いします。   〔鈴木和彦登壇〕 14 ◯鈴木和彦君 一言、御挨拶を申し上げます。  ただいま、多数の皆さんの御推挙をいただきまして議長に就任することになりました。  大変、緊張とその責任の重さを痛感しているわけでありますが、これからも皆さんの御協力をいただいて、しっかり議会運営をしていきたいと思っています。  所信表明会が中止になりましたので、その所信の一端をこの場で述べよということでありますので、簡潔に申し上げます。  昨年の当初議会、3月が終わって以来、5月までの間に3回の臨時会を開くことができました。これは、遠藤議長の下で、本当に市民負託に応えるために議会提案をした議案もあります。これに向かって、緊張感を持ちながら市民負託に応えるための臨時会、まさに二元代表制の一翼を担う議会としての責任を果たすことができたなと思います。  現在もコロナ禍の中、何が起きるか分かりませんので、緊張感を持ちながらこの議会運営にしっかり当たっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手) 15 ◯臨時議長寺尾 昭君) それでは、新議長と交代いたします。   〔鈴木和彦君 議長席に着く〕    ─────────────────── 16 ◯議長鈴木和彦君) この際、諸般報告をいたします。  初めに、本日市長から議案第116号静岡固定資産評価員選任について外18件が提出されました。  次に、本日天野正剛君外47名から発議第2号静岡市議会委員会条例の一部改正についてが提出されました。  次に、報告第4号専決処分報告の外、お手元に配布した資料のとおり3件の報告がありました。  以上で諸般報告を終わります。    ───────────────────   日程第3 議席指定 17 ◯議長鈴木和彦君) 日程第3、議席指定を行います。  議席はお手元に配布した議席図のとおり議長指定いたします。    ───────────────────   日程第4 会議録署名議員指名 18 ◯議長鈴木和彦君) 日程第4、会議録署名議員指名を行います。  会議録署名議員天野正剛君、市川 正君、児嶋喜彦君を指名いたします。    ───────────────────   日程第5 会期決定 19 ◯議長鈴木和彦君) 日程第5、会期決定議題といたします。  お諮りいたします。  今期臨時会会期は、本日1日間としたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 20 ◯議長鈴木和彦君) 御異議なしと認め、会期は本日1日間と決定いたしました。    ───────────────────   日程第6 副議長選挙 21 ◯議長鈴木和彦君) 日程第6、副議長選挙を行います。  議場閉鎖を命じます。   〔議場閉鎖〕 22 ◯議長鈴木和彦君) ただいまの出席議員は48名です。  投票用紙を配布させます。   〔投票用紙配布〕 23 ◯議長鈴木和彦君) 投票用紙配布漏れはありませんか。   〔「ありません」〕 24 ◯議長鈴木和彦君) 配布漏れなしと認めます。  投票箱を点検させます。   〔投票箱点検〕 25 ◯議長鈴木和彦君) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。  投票単記無記名です。投票用紙被選挙人氏名記載の上、議席番号1番から順次投票を願います。   〔投 票〕 26 ◯議長鈴木和彦君) 投票漏れはありませんか。   〔「ありません」〕 27 ◯議長鈴木和彦君) 投票漏れなしと認め、投票を終了いたします。  議場閉鎖を解きます。   〔議場開鎖〕 28 ◯議長鈴木和彦君) 開票を行います。  立会人稲葉寛之君、杉本 護君、松谷 清君を指名いたします。  各議員の立会いを願います。   〔立会人演壇両側に出る〕   〔開 票〕 29 ◯議長鈴木和彦君) 選挙の結果を報告いたします。  投票総数48票。これは先ほどの出席議員数と一致しております。  そのうち   有効投票 48票   有効投票中    山根田鶴子さん 34票    安竹 信男君 14票  以上のとおりです。  この選挙法定得票数は12票です。したがって、山根田鶴子さんが副議長当選されました。  ただいま副議長当選されました山根田鶴子さんがおられますので、当選告知をいたします。  山根田鶴子さん、登壇して御挨拶をお願いいたします。
      〔山根田鶴子登壇〕 30 ◯山根田鶴子君 ただいま議員皆様から御推挙いただきまして、副議長という大役をこの1年務めさせていただきます山根田鶴子と申します。  議長をしっかり補佐いたしまして、円滑な議会運営に努めてまいります。議員皆様の御協力と、また御指導を頂戴いたしまして、精いっぱい頑張ってまいります。この1年、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)    ───────────────────   日程第7 発議第2号 静岡市議会委員会条    例の一部改正について 31 ◯議長鈴木和彦君) 日程第7、発議第2号静岡市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。  お諮りいたします。  発議第2号は、提案理由説明質疑委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 32 ◯議長鈴木和彦君) 御異議なしと認め、発議第2号は直ちに採決することに決定いたしました。  これより発議第2号を採決いたします。  発議第2号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 33 ◯議長鈴木和彦君) 御異議なしと認め、発議第2号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。  この際、ただいま議決されました条例公布手続のため、暫時休憩いたします。         午前10時34分休憩    ───────────────────         午前10時45分再開 34 ◯議長鈴木和彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ───────────────────   日程第8 常任委員選任並びに常任委員長    及び副委員長指名 35 ◯議長鈴木和彦君) 日程第8、常任委員選任並びに常任委員長及び副委員長指名を行います。  各常任委員選任並びに委員長及び副委員長指名については、お手元に配布した資料のとおり議長指名いたします。    ───────────────────   日程第9 議会運営委員選任並びに議会運    営委員長及び副委員長指名 36 ◯議長鈴木和彦君) 日程第9、議会運営委員選任並びに議会運営委員長及び副委員長指名を行います。  議会運営委員選任並びに委員長及び副委員長指名については、お手元に配布した資料のとおり議長指名いたします。    ───────────────────   日程第10 共立蒲原総合病院組合議会議員の    選挙 37 ◯議長鈴木和彦君) 日程第10、共立蒲原総合病院組合議会議員選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙方法については、指名推選によりたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 38 ◯議長鈴木和彦君) 御異議なしと認め、選挙方法指名推選によることに決定いたしました。  お諮りいたします。  指名方法については、議長指名することにしたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 39 ◯議長鈴木和彦君) 御異議なしと認め、議長指名することに決定いたしました。  共立蒲原総合病院組合議会議員については、お手元に配布した資料のとおり指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長指名した5人を共立蒲原総合病院組合議会議員当選人とすることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 40 ◯議長鈴木和彦君) 御異議なしと認め、ただいま議長指名した5人が共立蒲原総合病院組合議会議員当選されました。  ただいま当選された5人がおられますので、当選告知をいたします。    ───────────────────   日程第11 各区選挙管理委員選挙 41 ◯議長鈴木和彦君) 日程第11、各区選挙管理委員選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙方法については、指名推選によりたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 42 ◯議長鈴木和彦君) 御異議なしと認め、選挙方法指名推選によることに決定いたしました。  お諮りいたします。  指名方法については、議長指名することにしたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 43 ◯議長鈴木和彦君) 御異議なしと認め、議長指名することに決定いたしました。  各区選挙管理委員については、お手元に配布した資料のとおり指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長指名した各区4人の方々選挙管理委員当選人とすることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 44 ◯議長鈴木和彦君) 御異議なしと認め、ただいま議長指名した方々各区選挙管理委員当選されました。    ───────────────────   日程第12 各区選挙管理委員補充員選挙 45 ◯議長鈴木和彦君) 日程第12、各区選挙管理委員補充員選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙方法については、指名推選によりたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 46 ◯議長鈴木和彦君) 御異議なしと認め、選挙方法指名推選によることに決定いたしました。  お諮りいたします。  指名方法については、議長指名することにしたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 47 ◯議長鈴木和彦君) 異議なしと認め、議長指名することに決定いたしました。  各区選挙管理委員補充員については、お手元に配布した資料のとおり、各区それぞれ順位を付して指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長指名した各区4人の方々をそれぞれの順位選挙管理委員補充員当選人とすることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 48 ◯議長鈴木和彦君) 御異議なしと認め、ただいま議長指名した方々がそれぞれの順位各区選挙管理委員補充員当選されました。    ───────────────────   日程第13 議案第116号 静岡固定資産評価    員の選任について 49 ◯議長鈴木和彦君) 日程第13、議案第116号静岡固定資産評価員選任についてを議題といたします。  説明員から提案理由説明を求めます。 50 ◯市長田辺信宏君) 今臨時会に提出いたしました議案について御説明いたします。  議案集1)、1ページを御覧ください。  議案第116号は、静岡固定資産評価員として、赤堀 誠氏を選任したいので、御同意をお願いするものです。 51 ◯議長鈴木和彦君) 質疑の通告はありません。  お諮りいたします。  議案第116号は、委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 52 ◯議長鈴木和彦君) 御異議なしと認め、議案第116号は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  討論の通告はありませんので、直ちに採決に入ります。  これより議案第116号静岡固定資産評価員選任についてを採決いたします。  赤堀 誠君の静岡固定資産評価員選任に同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 53 ◯議長鈴木和彦君) 御異議なしと認め、赤堀 誠君の静岡固定資産評価員選任に同意することに決定いたしました。    ───────────────────   日程第14 議案第117号 静岡市監査委員の選
       任について 54 ◯議長鈴木和彦君) 日程第14、議案第117号静岡市監査委員の選任についてを議題といたします。  大村一雄君の退席を求めます。   〔大村一雄君退席〕 55 ◯議長鈴木和彦君) 説明員から提案理由説明を求めます。 56 ◯市長田辺信宏君) 議案集1)、3ページを御覧ください。  議案第117号は、議会選出の監査委員として、大村一雄氏を選任したいので、御同意をお願いするものです。 57 ◯議長鈴木和彦君) 質疑の通告はありません。  お諮りいたします。  議案第117号は、委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 58 ◯議長鈴木和彦君) 御異議なしと認め、議案第117号は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  討論の通告はありませんので、直ちに採決に入ります。  これより議案第117号静岡市監査委員の選任についてを採決いたします。  大村一雄君の静岡市監査委員の選任に同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 59 ◯議長鈴木和彦君) 御異議なしと認め、大村一雄君の静岡市監査委員の選任に同意することに決定いたしました。   〔大村一雄君入場〕    ───────────────────   日程第15 議案第118号 静岡市監査委員の選    任について 60 ◯議長鈴木和彦君) 日程第15、議案第118号静岡市監査委員の選任についてを議題といたします。  佐藤成子さんの退席を求めます。   〔佐藤成子君退席〕 61 ◯議長鈴木和彦君) 説明員から提案理由説明を求めます。 62 ◯市長田辺信宏君) 議案集1)、5ページを御覧ください。  議案第118号は、議会選出の監査委員として、佐藤成子氏を選任したいので、同意をお願いするものです。 63 ◯議長鈴木和彦君) 質疑の通告はありません。  お諮りいたします。  議案第118号は、委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 64 ◯議長鈴木和彦君) 御異議なしと認め、議案第118号は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  討論の通告はありませんので、直ちに採決に入ります。  これより議案第118号静岡市監査委員の選任についてを採決いたします。  佐藤成子さんの静岡市監査委員の選任に同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 65 ◯議長鈴木和彦君) 御異議なしと認め、佐藤成子さんの静岡市監査委員の選任に同意することに決定いたしました。   〔佐藤成子君入場〕    ───────────────────   日程第16 議案第119号 専決処分の報告及び    その承認について 外1件 66 ◯議長鈴木和彦君) 日程第16、議案第119号及び日程第17、議案第120号専決処分報告及びその承認についての2件を一括議題といたします。  説明員から提案理由説明を求めます。 67 ◯副市長(大長義之君) 議案集2)、表紙をめくって議案説明を御覧ください。  議案第119号及び議案第120号は、いずれも地方自治法第179条第1項の規定により専決処分した事件で、同条第3項の規定により報告し、その承認を求めるものでございます。  議案第119号は、令和2年度静岡市一般会計補正予算(第11号)で年度末に至り、静岡市土地開発公社に委託して取得する、日出町高松線外10路線街路事業用地費の確定に伴う債務負担行為の変更及び国吉田瀬名線外1路線道路事業用地費の債務負担行為の廃止について緊急を要したため、専決処分したものでございます。  議案第120号は、静岡市税条例の一部改正で、地方税法等の一部改正に伴い、土地に係る固定資産税等の負担調整措置の継続等、規定の整備について緊急を要したため、専決処分したものでございます。 68 ◯議長鈴木和彦君) 質疑の通告はありません。  お諮りいたします。  議案第119号外1件は、委員会への付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 69 ◯議長鈴木和彦君) 御異議なしと認め、議案第119号外1件は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  討論の通告はありませんので、直ちに採決に入ります。  これより議案第119号及び議案第120号の2件を一括して採決いたします。  議案第119号外1件は承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 70 ◯議長鈴木和彦君) 御異議なしと認め、議案第119号外1件は承認することに決定いたしました。    ───────────────────   日程第18 議案第121号 令和3年度静岡市一    般会計補正予算(第1号) 外13件 71 ◯議長鈴木和彦君) 日程第18、議案第121号令和3年度静岡市一般会計補正予算(第1号)から日程第31、議案第134号静岡市福祉ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてまでの14件を一括議題といたします。  説明員から提案理由説明を願います。 72 ◯副市長(大長義之君) 議案集2)の議案説明を御覧ください。  議案第121号は、令和3年度静岡市一般会計補正予算(第1号)で、新型コロナウイルス感染症に対する緊急対策として、低所得の独り親世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金の支給に要する経費のほか、国民健康保険料及び介護保険料の減免事務に要する経費の増額を計上するものでございます。  補正予算の総額は4億3,510万円の増額で、補正額を加えた累計予算額は3,301億3,510万円となります。  議案第122号は、国民健康保険事業会計補正予算(第1号)で、事業勘定において国民健康保険料の減額に伴い、県支出金及び繰入金を増額するとともに、総務費の増額を計上するものでございます。  1枚おめくりください。  議案第123号は、介護保険事業会計補正予算(第1号)で、保険料の減額に伴い、国庫支出金及び繰入金を増額するとともに、総務費の増額を計上するものでございます。  議案第124号静岡市婦人保護施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてから、1枚めくっていただきまして、議案第134号静岡市福祉ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてまでは、いずれも国の基準省令の一部改正に伴い、電磁的方法による記録の作成、保存に関する規定を追加するなど、所要の改正をしようとするものでございます。 73 ◯議長鈴木和彦君) これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  松谷 清君。   〔松谷 清君登壇〕 74 ◯松谷 清君 それでは、ただいま議案となっております第121号2021年度一般会計補正予算中、子育て世帯生活支援特別給付金事業、第122号国民健康保険事業会計補正予算中、被保険者への保険料の減免事業について伺います。  現在、コロナ変異株による第4波、東京都、大阪府、兵庫県、京都府は、4月25日から5月11日まで緊急事態宣言下にあり、宮城県、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、愛媛県、沖縄県は、まん延防止等重点措置が取られております。  昨日で、全国で1万人の死者数となり、1日3,316人の感染者数でありました。静岡市も、昨日は感染者1人でありますけれども、第4波がいつ始まってもおかしくないという緊張と不安の中にあります。昨年の4月17日のコロナ対策の初の臨時議会と、ある意味で同じような状況に置かれているわけであります。  当時多くの議会が、市長部局がコロナ対応で大変な状況に置かれているとして、コロナ感染対策事業を市長の専決事項に任せ、議会の開催を実施してきた経過があります。  先ほど、鈴木議長からもお話がありましたけれども、静岡議会は、一貫して緊急事態だからこそと感染防御に努め、議会を開催して予算審議を行い、議決機関としての役割を果たしてきました。この議会の民主主義的基礎を皆様と一緒に継承していくために議案質疑の範囲内にて質問させていただきます。  まず、1回目でございますけれども、この特別給付金事業は、新型コロナ感染症による影響が長期化する中で、低所得の独り親世帯への支援事業であります。財源は国が全額負担するものでありますが、この事業は自治事務でもあります。今回で3回目の給付となりますが、独り親世帯への給付についてどのように受け止めているか、伺います。  2つ目に、議案によりますと、対象世帯を4月段階の児童扶養手当受給者、公的年金受給者、家計急変者の3類型に分け、それぞれの対象児童数を約6,500人、約300人、約1,500人と見込んでおります。  昨年の6月議会での第1回目の提案時には、6,300人、540人、1,200人と見込んでおり、今回はそれと違った児童数となっております。  そこで、市内の独り親家庭の世帯数はどれくらいであるのか。  また、支援対象世帯数と児童数をどのように見込んだのか、お伺いしたいと思います。  3点目に、事務の執行体制はどのようなものか、伺います。  次に、国民健康保険事業会計の減免についてお伺いします。  この事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により、収入が減少した被保険者の国民健康保険料の減免を行うものであります。対象世帯を2類型に分け、全額減免と5つのパターンを想定し、減免総額1億3,800万円を県支出金と静岡市の基金から繰入れ、事務費用を一般会計繰入金290万円で賄うものであります。  新型コロナウイルス感染症の影響による保険料減免について、補正予算額をどのように算出してきたのか、伺って1回目の質問を終わります。 75 ◯子ども未来局長(青野志能生君) 子育て世帯生活支援特別給付金給付事業に関する3点の御質問について、お答えいたします。  まず、独り親世帯への給付について、市としてどのように受け止めているかについてですが、この給付は、新型コロナウイルス感染症の影響により、子育てと仕事を1人で担う低所得の独り親世帯が、子育てに対する負担の増加や収入の減少などにより特に大きな困難を生じていることを踏まえ、国において創設した制度です。  これまで2回の給付金の支給を行いましたが、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化により、独り親世帯は失業や収入減少により家計が悪化し、感染予防に気を配りながらの子育ての負担も増大していると考えられます。そのため、本市としましても、独り親の実情を踏まえた早期の支援が必要であると認識しており、3回目となる給付金の支給も迅速に行っていきたいと考えております。  次に、本市の独り親世帯数と支給対象の見込みについてですが、まず独り親家庭の世帯数は、平成27年度の国勢調査によると、20歳未満の世帯員がいる母子世帯及び父子世帯は、合わせて6,840世帯となっています。  次に、支給対象ですが、この給付金は低所得の独り親世帯への支援を目的としており、3つに分類されます。  1つ目は、児童扶養手当受給世帯で、令和3年2月分の支給実績に基づき、4月分として4,230世帯、児童数6,500人を見込んでいます。  2つ目は、公的年金等の受給により児童扶養手当の支給を受けていない世帯で、過去2回の給付金の支給実績に基づき、170世帯300人を見込んでいます。  3つ目は、直近の収入が児童扶養手当の対象となる水準に下がった世帯で、対象の期間が過去2回より長くなったことを加味して、950世帯1,500人を見込んでいます。  最後に、事務の執行体制についてですが、この給付金の支給事務を行うために、子ども家庭課内に子育て世帯生活支援特別給付金支給事務局を開設します。事務局では、子ども家庭課の職員が申請書類の審査、決定から支払処理等を担うほか、外部委託により窓口及び電話での制度説明や問合せへの対応、文書の発送や申請書の受付、データ入力等を実施する予定でございます。 76 ◯保健福祉長寿局長(杉山友章君) 新型コロナウイルス感染症の影響による保険料減免について、補正予算額をどのように算出しているのかについてですが、新型コロナウイルス感染症の影響による保険料の減免額の算出については、リーマンショック時の減免実績を参考にしました。  本市の減免実績は、全国的に景気が低迷した平成21年度に対し、回復の兆しが見られた翌22年度の実績は5割程度でした。このことから、令和2年度の減免実績、2億7,600万円に対し、3年度はその5割の1億3,800万円を保険料の減免分として算出しました。 77 ◯松谷 清君 それでは、2回目の質問をいたします。  まず、独り親低所得者世帯支援についてですけれども、静岡市の独り親家庭世帯は6,840世帯、2015年の国勢調査ということでありますが、児童扶養手当受給世帯は、2月の実施実績に基づき、4,230世帯で6,500人を見込んだということであります。
     そこで3点お伺いします。  過去2回の児童扶養手当世帯の支給実績はどのようになっているのか。  また、厚生労働省の実施要領によれば、受給の拒否も想定されておりますが、受給を拒否した者はあったのか。  また、追加給付の支援実績はどうなっているのか、お伺いしたいと思います。  2つ目に、公的年金受給者の実情についてお伺いします。  過去2回の支給での実績は、170世帯で300人を見込んだとのことであります。この公的年金受給者等の受給により、児童扶養手当の支給を受けていない世帯とはどのような世帯であるのか、伺います。  3つ目に、家計急変者の実情であります。  過去2回の家計急変者の950世帯を踏まえて、今回1,500人であるとのことであります。過去2回の給付において、直近の収入が児童扶養手当の対象となる水準に下がったとして、年間収入見込額をゼロ円で申請したものがあったのかどうか、伺いたいと思います。  次に、国民健康保険料減免についてお伺いします。  減免総額は、先ほどの答弁でリーマンショック時の減免実績を参考に算出したとのことであります。減免対象世帯、2020年度、1,827世帯の約半分である900世帯を想定して計算すると1億3,800万円の減免総額で、平均15万円余りとなります。リーマンショック時では製造業へのダメージが中心で、コロナ禍における経済的影響とは大きな違いがあります。国保加入者の約5割は年金受給者で、収入に影響はなく、非正規雇用や自営業者は約3割。コロナ感染や緊急事態、自粛などを経て、飲食、観光、交通分野、非正規雇用者などが、大きなダメージを受けているという特徴があります。  この緊急事態宣言発令地域が東京、大阪、京都、兵庫でありますが、さらに飲食店、観光、交通関係、非正規雇用者などへの多大な影響が懸念されるわけであります。そこで、2021年度の減額実績が補正予算額を超えた場合にどのような対応をするのか、伺って2回目の質問を終わります。 78 ◯子ども未来局長(青野志能生君) 3点の御質問についてお答えします。  最初に、過去2回の給付金の支給実績についてですが、まず児童扶養手当受給世帯への支給実績は、過去2回とも同数で、児童1人の世帯は2,564世帯に1億2,820万円を、児童2人以上の世帯は1,670世帯に児童3,822人分、1億4,806万円を支給しています。  なお、給付金の受給を拒否した世帯はありません。  また、追加給付については、新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少した旨の申出があった場合に、さらに1世帯当たり5万円を追加支給したもので、2,264世帯に1億1,320万円を支給しています。  次に、公的年金給付等の受給により児童扶養手当を支給されない世帯についてですが、児童扶養手当は、受給資格があっても遺族年金などの公的年金を受給している場合は、児童扶養手当の一部または全部を支給しないこととされています。公的年金給付等の受給により、児童扶養手当を支給されない世帯とは、独り親世帯において公的年金等の受給月額が児童扶養手当の支給月額を上回り、児童扶養手当の全部が支給されない世帯となります。  最後に、過去2回の給付金における申請についてですが、直近の収入が児童扶養手当の対象となる水準に下がったとして、年間収入見込額をゼロ円で申請したものは50世帯ありました。 79 ◯保健福祉長寿局長(杉山友章君) 令和3年度の減免実績が補正予算額を超えた場合、どのように対応するのかについてですが、保険料減免実績額が補正予算額を超えた場合には、補正予算等により適切に対応してまいります。 80 ◯松谷 清君 3回目は、独り親低所得者世帯の方々への周知方法についてお伺いいたします。  児童扶養手当受給者には、申請なしで5月11日に支給されます。公表されているデータでいきますと、独立行政法人労働政策研究・研修機構による、昨年12月10日、新型コロナウイルス感染症の独り親家庭への影響による緊急調査があります。例えば、年間の総収入が300万円以下の独り親家庭の方々は48%、貯金がゼロの方々が23.6%、50万円以下の方々が17%、1か月間に食料を買えないことがあった独り親家庭は35.6%とのことであります。  また、児童扶養手当受給者でも、実家など親族が近所にいる場合と、そうでない孤立型独り親家庭への支援内容は区別され、公的サービスの在り方の転換が必要であるとの指摘もあります。  独り親家庭6,840世帯の中には、今回の支援措置が、自分自身、その対象であるかを知らない方々もいらっしゃいます。厚生労働省の実施要領によれば、周知の方法について市のホームページや広報、そして、市が関わる独自の支援策の中で接触するNPOや支援団体からの情報収集、支援が必要な方への情報提供をすることを求めております。  静岡市は、母子寡婦福祉会や子ども食堂、フードバンク等とのつながりがあります。労働局、ハローワークとの情報共有を行う一体化会議も設置されており、子育てや学校現場との行政連絡連携分野もあります。その意味で、児童扶養手当を受給していない世帯への周知をどのように行うのか、伺って質問を終わります。 81 ◯子ども未来局長(青野志能生君) 児童扶養手当を受給していない世帯への周知についてですが、児童扶養手当を受給していない世帯で過去2回の支給を受けている世帯については、個別に案内をし、漏れなく申請をしていただくようにお願いしてまいります。  また、過去に給付金の支給を受けていない世帯に対しては、幅広く様々な手段を講じて周知していきます。まず、本市の広報紙やホームページへの掲載のほか、新聞、ラジオ等のマスメディアを活用し周知します。  また、独り親家庭が利用する市の相談窓口での周知や、独り親家庭を支援するNPO法人等が行うイベントでの説明に加え、新たにハローワーク、子ども食堂等へのチラシの配布、スクールソーシャルワーカーを通じた学童世帯への案内などを行ってまいります。 82 ◯議長鈴木和彦君) 以上で質疑を終了いたします。  ただいま議題となっております議案第121号外13件は、お手元議案付託表のとおり、厚生委員会付託いたします。  この際、委員会等開催のため、暫時休憩いたします。         午前11時18分休憩    ───────────────────         午後3時00分再開 83 ◯議長鈴木和彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。    ───────────────────   日程第18 議案第121号 令和3年度静岡市一    般会計補正予算(第1号) 外13件 84 ◯議長鈴木和彦君) 日程第18、議案第121号令和3年度静岡市一般会計補正予算(第1号)から日程第31、議案第134号静岡市福祉ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてまでの14件を一括議題といたします。  これら14件に関し、委員長報告を求めます。  厚生委員長、栗田裕之君。   〔栗田裕之君登壇〕 85 ◯厚生委員長(栗田裕之君) 厚生委員会付託となりました、議案第121号令和3年度静岡市一般会計補正予算(第1号)をはじめとする14件の議案につきまして、審査における意見・要望を中心に審査の結果を御報告いたします。  初めに、議案第121号の一般会計補正予算についてです。  子育て世帯生活支援特別給付金について、新型コロナウイルス感染症の長期化により経済や雇用状況が悪化する中で、独り親世帯では失業や就労収入の減少などの影響を強く受けている。このような独り親世帯の子供の健やかな成長を支援することは重要であり、特別給付金が対象世帯の皆さんに確実に支給されるよう、ホームページや広報紙などを活用した周知に努められたいとの要望がありました。  また、特別給付金の給付要件である収入が少しの差で対象にならなかった世帯に対する支援を求める発言等がありました。  次に、議案第122号の国保会計及び123号の介護保険事業会計補正予算については、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少し、保険料の納付が困難になった被保険者に対する重要な救済措置であることから、この減免制度の周知に努め、対象となる方が確実に減免を受けられるよう、対応を求める発言がありました。  また、保険料減免の財源として両会計の基金を充てていることについて、コロナ対策のための減免であるならば、一般会計からの繰入れも検討するよう求める発言がありました。  次に、議案第124号の婦人保護施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正をはじめとする11件の条例の一部改正についてです。  これら11件の条例改正は、電磁的方法による記録の作成、保存に関する規定を追加するものでありますが、委員から、デジタル化が進展する中、これからデジタル化に取り組む事業者への支援などを求める意見が述べられました。  おおむね、以上のような意見・要望が述べられた後、議案第121号から134号までの14件を表決に付したところ、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、御報告申し上げます。 86 ◯議長鈴木和彦君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。   〔「ありません」〕 87 ◯議長鈴木和彦君) 質疑なしと認め、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  松谷 清君。   〔松谷 清君登壇〕 88 ◯松谷 清君 ただいま上程されております第121号、第122号に緑の党として賛成討論を行います。  第121号について述べます。  コロナ感染は、この1年間、昨年4月の全国一律の緊急事態宣言から、首都圏、関西圏を中心にした第2回、そして、今回の第3回目という緊急事態宣言下の渦中にあり、感染レベルは医療崩壊直前のステージ4で先行き不透明な状態が続いております。  静岡市の独り親世帯は、全世帯数29万8,000世帯のうち6,840世帯、昨年度2月末段階の児童扶養手当受給世帯は4,313世帯、そのうち母子世帯が4,028世帯、父子世帯は174世帯と、9割を超える世帯が母子世帯に当たります。  今回の特別給付金の対象者は、この児童扶養手当受給者世帯、児童扶養手当基準の収入以内の公的年金受給者、家計急変者世帯の子供たち8,300人です。  賛成理由の第1は、今回の特別給付金の対象となる独り親家庭は非正規雇用労働者の割合が高く、収入が少ないなど、もともと経済基盤が弱く、厳しい状況にある中、この1年間のコロナ感染拡大状況の中で、経済的影響を最も大きく受けている点であります。  厚生労働省の発表によれば、昨年5月29日以降の「新型コロナウイルス感染症に起因する雇用への影響に関する情報、解雇等見込み労働者数」では、累計で2021年3月5日現在9万3,354人とのことで、大半が非正規雇用者で、女性が3分の2を占めます。  賛成理由の第2は、家計急変者において収入がゼロという世帯が先ほどの質疑の答弁で50世帯であったということであり、今まさに第3回目の緊急事態宣言が変異株による第4波として東京、関西で起きていることを考えれば、静岡県、静岡市への波及も前提としなければなりませんし、失業者の増加は当然予測できる状態にあり、独り親世帯への影響は避けられない点であります。  賛成理由の第3は、この特別給付金は、財源は国の全額負担ですが、自治事務であり、市内の独り親家庭の実情をしっかりと把握し、生活困窮者の安心を作り出していく静岡市としての責務があり、そのための周知の徹底という点で、静岡市の担当部局を中心に、ハローワーク、子ども食堂、あるいはスクールソーシャルワーカーなどへの周知の拡大という形で、第1回、第2回を上回る努力がなされようとしている点であります。  特に、家計急変者の方々に対する情報の提供は必要不可欠であります。昨年12月27日、シングルペアレント101の皆さんによる第2回目の独り親家庭への食品配布会がアイセル21で開催されました。事前予約は50組でしたが、参加者が多く、急遽100組に拡大するくらいに独り親家庭の厳しさが表れていたとのことであります。  そうした緊急支援の場に、昨年6月議会での議案質疑への答弁に従って、市役所の担当職員が給付金等相談コーナーを開設し、家計急変者への情報提供を積極的に展開してくれました。さらに周知の徹底に期待したいと思います。  そうした中で、今回の給付について2点を指摘しておきたいと考えます。  第1は、静岡市は独り親家庭支援の窓口を母子寡婦福祉会を通じて行っておりますが、こうしたシングルペアレント101のような、若い世代による当事者同士の支援活動の活発化という新たな時代の当事者運動が広がりを示しており、独り親家庭支援の枠組みに反映させていく必要があるという点であります。  第2は、質疑でも紹介しましたが、孤立型独り親家庭の存在も含め、児童扶養手当給付世帯の実情の把握の必要性があるという点であります。  この孤立型独り親家庭という言葉は、2019年12月の静岡大学の児童福祉を専門とする先生の勉強会での資料の中で紹介されているものであります。独り親家庭においては、実家が近くにある、なしによって厳しさに違いがあるとの指摘でありました。その資料には、実家の役割、万一のときの住む場所、精神的よりどころ、子供世代に社会常識やコミュニケーションを教える場所、経済的後ろ盾、社会的後ろ盾、相談先、育児や困り事をシェアする相手、育児の喜びをシェアする相手、最低限の味方、いざとなれば逃げ込めるコミュニティ、育児を支援する人手、不動産など契約の保証人。実家がない人にはこれら全てが得られないし、得る方法も分からないとありました。  子供の貧困率や女性の貧困率は、2017年子育て・子ども支援プランに関連して生活実態調査が行われ、独り親家庭における子供の貧困率が算出されるなど、実態の一部の把握が行われてまいりました。独り親家庭の実態についての調査は十分ではありません。独り親家庭の実態に沿った支援施策を検討するためには、実態調査を実施する必要があります。先ほどの厚生委員会でもそうした要望があり、委員長報告でも指摘されたところであります。  第122号について述べます。  この1年間、コロナ緊急事態宣言により、飲食、観光、交通分野の業種が極めて大きな経済的影響を受けてきたことは周知の事柄であります。こうした方々は国民健康保険制度に加入している方々が多く、コロナ感染の拡大と感染防御の施策の展開の中で、飲食店や自営業者など、関係者から直接支援の要望が度々なされてまいりました。静岡市も様々な支援措置を講じてきました。  今回の第4波、緊急事態宣言の中で、想定を超える経済危機が深まることは予測され、こうした中で国民健康保険制度における減免は必要な支援措置であるという点を述べて、賛成討論としたいと思います。 89 ◯議長鈴木和彦君) 以上で討論を終了いたします。  これより、議案第121号から議案第134号までの14件を一括して採決いたします。  これら14件に対する委員長報告は、可決すべきものとされております。  これら14件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 90 ◯議長鈴木和彦君) 御異議なしと認め、議案第121号外13件は原案のとおり可決することに決定いたしました。    ───────────────────   日程第32 各常任委員会及び議会運営委員会    の閉会中継続審査の件 91 ◯議長鈴木和彦君) 日程第32、各常任委員会及び議会運営委員会の閉会中継続審査の件を議題といたします。  本件については、お手元に配布した資料のとおり、閉会中継続審査とすることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 92 ◯議長鈴木和彦君) 御異議なしと認め、閉会中継続審査とすることに決定いたしました。    ───────────────────   日程第33 議員の派遣 93 ◯議長鈴木和彦君) 日程第33、議員の派遣を議題といたします。  お諮りいたします。  お手元に配布した資料のとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」〕 94 ◯議長鈴木和彦君) 御異議なしと認め、資料のとおり議員を派遣することに決定いたしました。    ─────────────────── 95 ◯議長鈴木和彦君) 以上で本日の日程は終了いたしました。  この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。
      〔市長田辺信宏登壇〕 96 ◯市長田辺信宏君) 4月臨時会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  まずもって議員各位におかれましては、先般執行されました選挙におきまして、市民皆さんの期待を担ってめでたく御当選の栄に浴されましたこと、誠におめでとうございます。  そして、本日改選後初の市議会会議において、議長鈴木和彦議員、副議長山根田鶴子議員が選出されました。お二方に対しまして心よりお祝いを申し上げますとともに、静岡議会のますますの発展のため、御活躍くださいますようお願い申し上げます。  今臨時会では、令和3年度一般会計補正予算をはじめとする諸議案につきまして、いずれも原案どおり可決等をいただき、誠にありがとうございました。  大型連休を前に、市内の新型コロナウイルスの感染状況につきましては、いまだ予断を許さない状況が続いております。  本市は、今後も引き続き市民皆さんの2つのライフ、すなわち命を守り暮らしを取り戻すため、ワクチン接種事業をはじめとした感染症対策や経済対策に、職員、教職員一同一丸となって取り組んでまいりますので、議員各位におかれましても、御理解と御協力とさらなる連携を賜りますようお願いを申し上げ、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。    ─────────────────── 97 ◯議長鈴木和彦君) 以上で令和3年4月静岡市議会臨時会を閉会いたします。         午後3時13分閉会    ───────────────────  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  令和3年4月27日      議  長 鈴 木 和 彦      臨時議長 寺 尾   昭      議  員 天 野 正 剛      議  員 市 川   正      議  員 児 嶋 喜 彦 Copyright © Shizuoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...